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もうひとつの「藍の華」

Posted by 川崎染工場 on 2010年10月14日

 染液ができるまでを説明します。 

 原料は、タデ科の一年草「タデアイ」という植物の葉です。この葉を乾燥させ、その後に発酵させて「すくも」をつくります。この「すくも」を藍がめに入れ木灰汁(あく)で溶かし、更に発酵させることで、ようやく藍染の染液が完成します。

 こうしてできた元気な染液には「藍の花」が浮かびます。染液の中には微生物がおり、この微生物が染色にかかわっています。天然藍染では、この微生物を管理することがきわめて重要です。毎日毎日、藍と”会話”をしながら、染液のコンディションを整えなくてはなりません。 
 
 染液は、様々な条件により異なりますが、およそ半年で微生物が力尽きてしまい、染まらない液になります。そうなると、藍瓶から染液を全部かき出して空にし、また前記の手順を踏んで、新しい染液を作ります。
 
 天然藍染が貴重なものになってしまった訳は、これらの作業があまりにも大変であるからだ、とも言えるのです。

(*木灰汁;木を燃やしてできる灰に熱湯を加え上澄みだけをとったもの)

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