津軽天然藍染川﨑染工場とは…

江戸の時代(天明、寛政或いはそれ以前)に弘前城城下町にて紺屋を開業してから先祖から代々受け継がれてきた、築約250年の店舗にて藍染専門店をしております。

①小店(こみせ)・・・一段屋根の低い通路(昔のアーケード)
     昔はこの町全部にあり、兼平石を敷いて悪天候でも快適に歩きました。雪国津軽の生活文化といいましょうか。

②大戸(おおど)・・・天井に吊れる扉(昔のシャッター)
     夜になると大戸を降ろして小さな戸から出入りしました。時代劇によく出ます。

③江戸時代からの藍甕(あいがめ)

当店の藍染は江戸時代から続く、化学物質を一切使用せず、すくも(藍の葉を発酵させたもの)を木灰汁(木の灰からとった汁)建てした、日本古来の正藍染です

抗菌作用もさることながら、江戸時代に城下町を闊歩していた当時の人々も愛した伝統の正藍染ならではの素晴らしい紺色と、香りをぜひご体験ください。通信販売も行ってはおりますが、江戸時代の藍甕を使用した工房での藍染体験学習が当店の醍醐味です。

1800年頃に建てられた当店は、「弘前市趣のある建物」「弘前市歴史的風致形成建造物」に指定されております。

現在、2023年1月より、前代表の川崎惠美子から引き継ぎ、
第十三代目代表川崎有哉が継いでおります。

目指せ築300年!! 目指せ津軽の天然藍染の保存!! を目的としております。

皆様のお越しを、心よりお待ちしております!

店舗外観

店舗内観

工房内

型染ハンカチ